令和4年度オンライン市民公開講座を開催しました
オンライン市民公開講座を開催しました。
開催日 令和4年11月30日(水曜日)
古河市医師会、古河赤十字病院のご協力のもと、市民公開講座としてはじめてオンラインで開催しました。
Withコロナの生活にむけて、新型コロナウイルスの特徴やコロナワクチン接種、治療薬についても、とても分かりやすくお話をしていただきました。
講師
地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所理事長 朝野 和典(とものかずのり)先生
経歴
昭和59年 長崎大学医学部卒業・長崎大学医学部附属病院第2内科入局
平成元年 大学院博士課程卒業(臨床検査医学)
平成3年 自治医科大学呼吸器内科 助手
平成8年 長崎大学医学部第2内科助手
平成12年 同講師
平成15年 大阪大学医学部附属病院感染制御部 助教授
平成18年 大阪大学大学院医学系研究科感染制御学 教授
令和3年 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所理事長
大阪府新型コロナウイルス対策本部専門家会議座長
講座内容について(一部抜粋)
新型コロナウイルスを予防するためには
・手洗い、マスク、換気の感染対策が第一。特に、マスクは顔にフィットした状態が大切で、不織布と布の二重マスクなどがよい。
・ワクチンも重症化予防だけではなく、感染や発症予防効果がある。
・ワクチンは個人としては、副反応とのかねあいで打つか打たないかは決められるが、身近な他のヒトを守るという意味では感染対策と共に有効な方法のひとつ。
新型コロナウイルス、インフルエンザ、風邪の区別をするには
コロナは、無症状から肺炎まで幅広い症状を示すので、風邪やインフルエンザと鑑別するのは困難。 そこで、抗原検査キットが用いられ、コロナやインフルでなければ風邪、というように診断される。
注意点としては、息が苦しいとか、のどが痛くて水も飲み込めないないとか、重篤な(強い)症状のときには、コロナ以外の重症の緊急に治療が必要な感染症(例;急性喉頭蓋炎)の可能性もあるため、受診が必要。かかりつけ医等に症状を伝えて相談すること。
間に合わないときには迷わずに救急車を呼ぶこと。
オンライン(ZOOM)で受講しました。

主催・後援
主催:古河市・古河市医師会
共催:古河赤十字病院
後援:茨城県医師会
次回の開催について
次回の市民公開講座は、令和6年度の開催を予定しています。広く市民の皆様に参加していただけますよう、開催時期や内容についても工夫してまいります。
- この記事に関するお問い合わせ先
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古河市 健康づくり課(健康推進係)
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
健康づくり課へのお問い合わせ
更新日:2022年12月28日