いのちを守る計画~古河市自殺対策計画~

更新日:2020年11月30日

  平成18年に自殺対策基本法が制定されて以降、これまで自殺は「個人の問題」とされがちでしたが「社会の問題」と認識されるようになり、約10年を経過した現時点では、自殺者数は減少しています。しかし、全国の年間自殺者数は毎年2万人を超えており、古河市においては自殺者数が若干増加をしている状況であり、自殺問題は非常事態が続いています。

  自殺はその多くが「追い込まれた末の死」であり、その背景には精神保健上の問題だけではなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立など様々な社会的要因があることが知られています。このため、自殺対策は対人支援だけでなく地域や社会制度での支援が必要であり、そのためには、福祉、保健、医療、教育、労働、その他の専門機関が連携・協働することが重要です。

  これらを前提として、古河市では『いのちを守る計画~古河市自殺対策計画~』を策定しました。