【古河歴史博物館企画展】華麗なる日本刀 備前伝の伝統 鎌倉時代から現代まで

日本の歴史的文化遺産の中で、日本刀は武器としての優れた機能と高雅な品位を備え、さらに武士の魂と云われたほどの精神性を象徴する鉄の芸術品として世界的にも評価されています。

備前国は中国山脈から最も良質な砂鉄を豊富に産出したことから、平安時代後期から鎌倉時代にかけて、古備前と称する一群の刀工が活躍し、以降この地の福岡、長船、吉岡、畠田、片山、大宮、吉井、宇甘(うかん)などに名工が輩出して備前鍛冶の繁栄を極めました。

刀剣の鍛造の技法には五ヶ伝がありますが、これは初期の刀剣主要生産地である山城、大和、備前、相模、美濃の五ヶ国の鍛法(流派)を指しています。江戸時代に入ると、刀剣の鍛造はこの五ヶ国に限らず各藩の城下で造られるようになりましたが、その技法は古来の鍛法を受け継いでいます。その中で最も広く伝承されているのが備前伝であり、現代の刀匠達も鎌倉時代の名刀を目標に研究し、日夜鍛錬に励んでいます。

今回の展示は鎌倉時代から室町時代までの備前刀の名品と江戸時代の名工の備前伝の作品、そして情熱あふれる現代刀匠の備前伝の力作まで一つの流れとして備前伝の伝統を鑑賞いただけるよう企画いたしました。

出品資料等、詳細は決定次第お知らせいたします。

会場

古河歴史博物館

会期

平成31年3月16日(土曜日)~5月6日(月曜日)