四種混合/三種混合+ポリオ(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ
病気の説明
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。 症状は高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐(おうと)などで、偽膜を形成して窒息死することがある病気です。
百日咳
百日咳菌の飛沫感染で起こります。 百日咳は普通のカゼのような症状で始まります。続いて咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続性にせき込むようになります。咳のあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱はでないか、でても微熱程度です。乳幼児は咳で呼吸ができず、チアノーゼやけいれんがおきることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こすことがあり、乳児では命を落とすこともあります。
破傷風
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて、傷口からヒトへ感染します。 傷口から菌が入り体の中で増えますと、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。患者の半数は自分では気がつかない程度の軽い傷が原因です。日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。破傷風は、ジフテリアと異なり、国内でも40歳以上を中心に年間100名以上の患者発生があり注意が必要です。
ポリオ
ポリオとは、主に四肢に非対称性の弛緩性麻痺を起こす感染症です。別名「小児まひ」とも呼ばれています。 感染したヒトのほとんどはポリオ様症状が現れず、終生免疫を獲得します。ポリオウイルスに感染すると100人中5~10人は、上気道または胃腸炎症状といった軽度の風邪症状を呈します。ウイルスが血液を介して脊髄にまで感染すると、足または手の左右非対称の弛緩性麻痺を起こすことがあります。一部のヒトは永久に麻痺が残り、呼吸困難により死亡することもあります。麻痺の発生比率は感染者の0.1%~2%といわれています。
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの予防接種
または
三種混合+ポリオ単独で接種します。
対象年齢
生後2カ月~7歳6カ月に至る前日まで(令和5年4月1日より接種開始年齢が生後3か月から2か月へ拡大しました。)
標準的な接種期間
1期初回
生後2カ月~1歳
1期追加
初回接種終了後12カ月~18カ月
接種回数
1期初回
20日以上の間隔をおいて3回
1期追加
初回接種終了後6カ月以上の間隔をおいて1回
接種方法
のページをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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古河市 健康づくり課 感染症対策係
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
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更新日:2023年04月01日