MR(麻しん風しん混合)ワクチン
麻しん・風しん
病気の説明
麻しん(はしか)
麻疹ウイルスの空気感染によって起こる病気です。感染力が強く、予防接種を受けないで感染機会があると必ずかかる重い病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39~40℃の高熱と発疹が出てきます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
麻しん(はしか)にかかると、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎なども一緒にかかることがあります。また、回復後も変異した麻疹ウイルスが脳内に潜伏し、数年あるいは10年以上経過後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎が発生することがあります。予防接種を受けずに麻疹にかかった人は、数千人に1人の割合で死亡しています。
麻しん(はしか)にかかると、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎なども一緒にかかることがあります。また、回復後も変異した麻疹ウイルスが脳内に潜伏し、数年あるいは10年以上経過後に発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎が発生することがあります。予防接種を受けずに麻疹にかかった人は、数千人に1人の割合で死亡しています。
風しん
風しんウイルスの飛沫感染によっておこる病気です。潜伏期間は2~3週間です。
軽いかぜ様症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血もみられます。発疹や発熱は約3日間でなおることが多いため「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。風しんにかかると関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎なども一緒にかかることがあります。年長児や大人になってからかかる方が一般的に重症になると言われています。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。 妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、周りの人も予防に努める必要があります。
対象年齢で予防接種を受けましょう
麻しん風しんともに感染力が強く、予防接種が最も有効な予防法とされているため、MR(麻しん風しん混合)ワクチンの接種率95%以上の達成・維持が目標となっています。
また、大学への進学の際や就職活動をする場合、海外へ旅行する場合などに、予防接種を受けているかの証明を求められることが多くなっています。
対象年齢の時に接種し、免疫をつけましょう。
MR(麻しん風しん混合)ワクチン
対象年齢
第1期
1歳~2歳に至る前日まで
第2期
5歳以上7歳未満の人であって、小学校入学前の1年間(年長の時期)
(対象者には4月上旬に予診票を送付いたします)
接種方法
予防接種の受け方をご覧ください。
をご覧ください。
ほかの予防接種との間隔
27日以上あける
- この記事に関するお問い合わせ先
-
古河市 健康づくり課 感染症対策係
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
健康づくり課へのお問い合わせ
更新日:2024年01月19日