古河文学館 企画展・テーマ展
【2025年度 企画展のお知らせ】
◇「生誕100年 永井路子展」(展示室1) 10月25日~12月23日
◇「生誕150年 鷹見久太郎展」(展示室2・3) 2026年2月28日~5月10日
詳しくは追ってお知らせします。
【新着】
展示室1 スポット展「文学の風景~描かれた古河~」

私たちのまち古河は、歴史小説家・永井路子をはじめ、多くの文学者を輩出してきたまちであると同時に、多くの文学作品の舞台としても描かれてきたまちでもあります。
古河の渡が詠まれた『万葉集』、西行の『山家集』、中田・鳥喰・水海などが登場する聖護院門跡・道興の『廻国雑記』、古河城が登場する曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』などの古典作品から近現代作品にいたるまで数多くの文学作品に登場する「古河」。作中で思いがけず様々な時代の古河の風景と出会えたとき、古いアルバムを開いたときのような懐かしさと何ともいえぬ喜びを感ぜずにはいられません。
今展では、近現代作品を中心に、さまざまな「文学の風景~描かれた古河~」を紹介します。
(会期:2025年4月26日~2025年7月23日)
展示室3 テーマ展「永井路子の習作時代」

大正14年(1925)3月31日、東京市本郷区弥生(現・東京都文京区弥生)でひとりの女の子が産声をあげました。「擴子」と名付けられたこの女の子は、やがて古河に移り成長していきます。その後、雑誌編集者をしながら習作に励み、やがて歴史小説家として数々の名作を世に送り出します。そう、この女の子こそ永井路子その人です。
今回のテーマ展では永井路子の習作期──歴史小説家として本格的に歩みはじめる以前の時代に注目しました。古河で過ごした幼少時代から直木賞を受賞し、歴史小説家としての地歩を固めるまでの永井路子の足跡をたどります。
(会期:2025年3月19日~2025年6月25日)
展示室2 鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』テーマ展示
「四季の風物詩」

本田庄太郎「今日から学校」、一木とん(弓偏に享)「サクラガサイタ」、武井武雄「水遊び」、熊谷元一「稲藁架けの子どもたち」、佐藤今朝治「木もジャケットを着ました」など、四季折々の風物・行事が描かれた作品を紹介します。
(会期:2025年3月1日~2025年5月22日)
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古河市 文学館
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更新日:2025年04月25日