古河公方館跡

永享の乱(1438~39)によって自害した鎌倉公方足利持氏(もちうじ)の四男永寿王は、後に元服して宝徳元年(1449)に足利成氏(しげうじ)を称する。しかし成氏は、政治の実権をめぐって関東管領上杉氏と抗争を続け、康正元年(1455)に鎌倉から古河の地に移り、古河公方と称した。後に渡良瀬川沿いの古河城に移るが、古河城の別館のあった当地は、寛永4年(1627)に廃止されるまで「鴻巣御所」ともよばれていた。
古河城南東の御所沼の中に突き出た半島に位置し、二重の堀に囲まれていた。現在も、石碑の西側には堀跡・土塁が明瞭に残っている。県指定文化財。
アクセス情報
住所
〒306-0041 茨城県古河市鴻巣399-1(古河公方公園内)
電話番号
0280-47-1129
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古河市 観光物産課
所在地:〒306-8601 茨城県古河市長谷町38番18号
電話番号:0280-22-5111(代表)
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更新日:2020年11月30日