【県指定文化財】古河公方足利義氏墓所(史跡)

更新日:2023年08月03日

古河公方足利義氏墓所

古河公方5代目の義氏(よしうじ)は天正10年(1582)古河城で死去したが、葬儀は翌年正月久喜(埼玉県)甘棠院で行われ、同所に葬られた。当地は義氏の娘氏女(うじひめ)の法号により徳源院と称した寺の跡であるが、徳源院が存する以前から足利氏ゆかりの寺院があったことから、遺骸の一部が葬られたものと考えられている。 正面の石碑は大正15年に建てられた「古河公方義氏公墳墓」の標石、左の石囲いの中は氏女の宝篋印塔(ほうきょういんとう)である。これら以外に、氏女の一子義親の宝篋印塔、七地蔵を刻んだ石幢(せきどう)、義氏の遺骸の一部が葬られたと考えられている土塚が残る。  

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