【市指定文化財】本田山遺跡出土長禄五年銘金泥板碑(歴史資料)

更新日:2023年08月03日

本田山遺跡出土長禄五年銘金泥板碑

上大野本田山遺跡の発掘調査により出土した板碑。善性禅門が自ら生前供養(逆修)のために造立したもので、長禄5年8月16日の紀年銘を有する。天蓋・阿弥陀三尊種子・蓮座・光明真言に金泥が遺存し、二条線・枠線・法名・紀年銘・蓮座中房に朱を施している。長禄から寛正への改元は長禄4年12月21日であることから、長禄5年は寛正2年(1461)にあたる。色鮮やかな金泥が遺存すること、逆修板碑で朱が遺存すること、旧元号を使用していることなどが特徴として挙げられる。

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