【市指定文化財】郷有林紀念碑(史跡)

更新日:2023年08月08日

郷有林紀念碑

 東山田郷有林の下げ戻し訴訟に勝訴したことを記念して大正5年(1916)に建立された碑。当時の衆議院議員初見八郎が撰文し、書家として名高い比田井天来が碑文を書いている。 下げ戻し訴訟は、江戸時代に東山田村有であった山林が、明治時代になって官有林とされたため、地元民が国を相手取って起こした訴訟で、明治42年(1909)5月13日に勝訴の判決が出された。地方自治の歴史上特筆すべき訴訟であり、この碑はそのことを後世に伝える貴重な遺産である。

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 文化振興課
所在地:〒306-0291 茨城県古河市長谷町38番18号
電話番号:0280-22-5111(代表)
ファクス:0280-22-7114
文化振興課へのお問い合わせ