熱中症に気をつけましょう
熱中症とは
高温多湿な場所に長くいたり、暑い日に激しい運動をすることなどにより、体温が上がりすぎて体温調整機能がうまく働かなくなり、体に熱がこもった状態を熱中症といいます。
室内で過ごしていても発生することがあり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症はきちんとした対策をとれば防ぐことができます。
正しい知識を身に付け、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
「暑さから命を守りましょう!」~古河市の現状~

暑くなる前の『暑熱順化(しょねつじゅんか)』で熱中症を予防しましょう!
『暑熱順化』とは、本格的に暑くなる前から運動や入浴で、適度に汗をかくことで、暑さに身体を慣れさせることです。個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。また、一度「暑熱順化」ができていても、数日暑さから離れると効果は薄れてしまいます。
体が暑さに慣れていない、梅雨明け後等は、特に熱中症への対策が必要です。この機会に、体力づくりも兼ねて継続的に次の内容に取り組むことをおすすめします。
暑さに慣れる方法~暑熱順化するには~
暑くなる前から、運動や入浴等で汗をかくことで、体が暑さに慣れていきます。
次に運動の一例をご紹介しますので、身体状況や生活スタイルに合わせて、できる範囲でできることから取り組みましょう。運動する時には、水分補給をこまめに行う他、必要に応じて塩分の補給も行いましょう。
○ウォーキング・ジョギング
外出時にできるだけ階段を使用する、車を遠くに停めるなど、意識して少し汗をかくような動きをしましょう。
○サイクリング
通勤や買い物などで、日頃から自動車や電車・バスを使用している人も、この機会にサイクリングを取入れてみましょう。
○筋力トレーニング・ストレッチ
筋力トレーニングで筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げることができます。ストレッチも室内で運動でき、軽く汗をかくことができます。
○入浴
シャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して汗をかくのがおすすめです。
「暑熱順化」について、より詳しく知りたい方は、
「熱中症ゼロへ」一般財団法人 日本気象協会ホームページをご覧ください。
熱中症における注意点
こんな日は注意が必要です
・気温が高い(28℃以上) ・ 湿度が高い(70%以上) ・急に暑くなった
・日差しが強い ・閉め切った屋内
人間の体は、暑い中での運動や作業を始めてから3~4日経過しないと、体温調節が上手にできるようになりません。
また、気温が高くなくても熱中症が起こる場合があります。「暑さ指数(WBGT)」で熱中症の危険度を確認しましょう。
高齢者や子ども等は特に気を付けましょう!
高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、発汗など体から熱を逃がす機能が低下します。また、のどの渇きを感じにくくなるため、注意が必要です。
乳幼児は体温調節機能が未熟です。さらに地面からの距離が大人より近いため、大人が暑いと感じている環境では、乳幼児はさらに高温の環境なため、注意が必要です。
暑さの感じ方は、人によって異なり、誰もが熱中症になる可能性があります。日頃から体調の変化に気を付けましょう。
≪ご注意ください≫
乳幼児を車の中で1人にしないでください。乳幼児の熱中症死亡事故の中には、眠っていて起こすとかわいそうという理由で、車のエアコンを入れ、エンジンをかけたまま保護者が車を離れた際に発生した例が報道されています。
暑い場所では、車のオーバーヒートによりエンジンが止まり、車内が高温になってしまうことがあります。短時間でも、エアコンをかけていても、1人にしないことが大切です。
熱中症対策

主な熱中症対策
・日よけ対策や涼しい服装を心がけ、暑さを避けましょう。
・室内でもエアコンや扇風機を活用して、室温が28℃以内になるように調節しましょう。
・のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をしましょう。
・日頃から十分な食事と睡眠をとり、体調管理をしましょう。
熱中症の症状
| 軽症 | めまい、たちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない など |
| 中等症 | 頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感 など |
| 重症 |
意識がない、けいれん、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい など |
熱中症の応急処置
・涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめ安静にしましょう。
・濡れタオルや保冷材等で、体を冷やしましょう。
・経口補水液等で、水分・塩分を補給しましょう。
・意識がない、自力で水分がとれない、症状が改善しない場合には、救急車を要請しましょう。
暑さ指数について
暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは?
暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、人間の熱バランスに影響の大きい
気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)の3つを取り入れた温度の指標です。
※正確には、これら3つに加え、風(気流)も指標に影響します。
熱中症の危険度を判断する数値として、環境省では平成18年から暑さ指数の情報を提供しています。暑さ指数は乾球温度計、湿球温度計、黒球温度計による計測値を使って計算されます。
※輻射熱(ふくしゃねつ)とは、日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱です。温度が高いものからはたくさん出ます。
日常生活に関する熱中症予防指針
| 暑さ指数(WBGT) | 注意すべき生活活動の目安 | 注意事項 |
|---|---|---|
|
危険(31以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
|
厳重警戒(28以上31未満) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
|
警戒(25以上28未満) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
|
注意(25未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般的に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より改編
※日本生気象学会の承諾を得て、出典元の「WBGT」を「暑さ指数(WBGT)」とし、値を気温(単位は℃)と区別しやすいように、単位のない指数として表記しています。
詳しくは「環境省熱中症予防情報サイト」よりご確認ください。
また、アプリ「Yahoo!防災速報公式ページ」をダウンロードすると暑さ指数が確認できます。
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
古河市 健康づくり課(成人保健係)
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6883
ファックス:0280-48-6876
健康づくり課へのお問い合わせ







更新日:2026年05月08日