企画展・テーマ展

スポット展示「古河城芳流閣の決闘 ~南総里見八犬伝~」

『南総里見八犬伝』初版本と「芳流閣の戦い」錦絵

全98巻106冊、日本古典文学史上最長の作品といわれ、「仁義礼智忠信孝悌」の珠を持つ八犬士が活躍する壮大な伝奇小説『南総里見八犬伝』。
その『八犬伝』の前半部の名場面のひとつに、古河城芳流閣における犬塚信乃と犬飼現八の対決があります。高層の楼閣上での息づまる攻防を描いた場面は、口調のよさと巧みな比喩で『八犬伝』を代表する名文と謳われてきました。
今回のスポット展示では、「芳流閣の戦い」を中心に、初版本や錦絵などの資料を通して『南総里見八犬伝』を紹介します。また、『八犬伝』に想を得た小説、漫画など現代に生きる『八犬伝』の翻案作品もあわせて紹介します。

   (会期:5月23日~11月25日)

鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』テーマ展示 「『1ページの絵本』の原画」

岩岡とも枝画「猫に首輪を」

今回のテーマは「1ページの絵本の原画」。
毎年実施している『コドモノクニ』の原画資料を活用した創作募集企画「1ページの絵本」。
今回の展示では、過去の「1ページの絵本」で選択候補作品として使用した原画25点の中から、大賞作品に使われた8点を展示、あわせて過去の大賞作品も紹介します。
(会期:10月24日~2021年1月21日)

テーマ展「永井路子の戦国女性列伝」

永井路子の「戦国もの」作品群

これまで多くの歴史小説の舞台として描かれてきた戦国時代。しかしながら、そこで描かれるのは、戦国武将や軍師など男性がほとんどであり、彼等の陰で過酷な世をともに生き抜いた女性たちを描いた作品は決して多いとはいえません。
歴史小説家・永井路子は、歴史における女性にスポットを当て、あらたな視点から歴史を描いてきました。戦国時代を扱った作品でも、「女性は単なる政略結婚の犠牲者ではなく、実家と婚家を結ぶ重要な役割を担う外交官的存在」とし、従来の戦国時代の女性像を一新しました。
今回のテーマ展では、戦国の女性を主人公とした作品を集めてみました。永井路子が描く「女たちの戦国」をお楽しみいただくきっかけとなれば幸いです。
   (会期:10月24日~2021年2月25日)

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 文学館 
所在地:〒306-0033 茨城県古河市中央町3丁目10番21号
電話番号:0280-21-1129
ファックス:0280-21-1135
文学館へのお問い合わせ