古河文学館 企画展・テーマ展

更新日:2024年07月26日

【予告】2024年度 企画展「散文詩の巨人・粕谷栄市」(展示室3)

【ただいま準備中】
会期  2024年9月28日(土曜日)~2024年12月24日(火曜日)

【新着!】
展示室1 スポット展示
「古河城芳流閣の決闘~南総里見八犬伝~」

スポット展示「古河城芳流閣の決闘」主な展示資料

全98巻106冊、日本古典文学史上最長の作品といわれ、「仁義礼智忠信孝悌」の珠を持つ八犬士が活躍する壮大な伝奇小説『南総里見八犬伝』。
その『八犬伝』のもっとも人気のある名場面のひとつに、古河城芳流閣における犬塚信乃と犬飼現八の対決があります。高層の楼閣上で相まみえる両犬士の血戦の場面は、口調のよさと巧みな比喩で『八犬伝』を代表する名文と謳われてきました。
今展では、初版本や錦絵などの資料を紹介するとともに、『八犬伝』に想を得た小説、漫画、映画など現代に生きる『八犬伝』の翻案作品も紹介します。
(会期:2024年7月27日~2024年10月23日)

展示室2  鷹見久太郎と絵雑誌『コドモノクニ』テーマ展示
            「かわいい動物」

清水良雄 画「ライオン」

今回のテーマは「仲良しきょうだい」。
岩岡とも枝「しゃぼん玉」清水良雄「ヤスミモスンダ」本田庄太郎「せみとり」などを中心に、仲のよい兄弟姉妹の様子を描いた作品を紹介します。
(会期:2024年5月25日~2024年8月22日)

展示室3 テーマ展「美女たちの日本史 ~永井路子が描く女性史作品」

永井路子が描く女性史作品おもな展示資料

丹念な史料の検討に基づく独自の歴史解釈とユニークな手法で、数々の秀作を著してきた歴史小説家・永井路子。
とりわけ、歴史上の女性たちの役割に焦点をあて、従来の通説とは異なる、女性の視点から歴史をとらえ直した一連のいわゆる「女性史もの」は永井文学の大きな特徴の一つといえます。
今テーマ展では、『永井路子歴史小説全集』に収録されている『美貌の女帝』『波のかたみ』『北条政子』『銀の館』『姫の戦国』『山霧』『流星』『乱紋』『葛の葉抄』といった長篇の「女性史もの」とその関連資料をとおし、永井文学の支柱である女性史作品の真髄に迫りたいと思います。
(会期:2024年6月29日~2024年9月23日)

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