【市指定文化財】旧土井家江戸屋敷表門 - 正定寺黒門(建造物)
もと江戸本郷にあった古河藩主土井家の旧江戸下屋敷表門であったが、昭和8年(1933)に土井家の菩提寺である正定寺に移築・寄進されたものである。 本柱と後方の控柱の上に、冠木(かぶき)や梁(はり)、切妻(きりづま)屋根を平入りに乗せたもので、上層武士の家の門として用いられることの多い薬医門(やくいもん)である。両側に袖塀(そでべい)が付き、向かって左側に潜戸(くぐりど)がある。建築年代は不明。高さ470センチメートル、幅621センチメートル、瓦葺。
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更新日:2023年08月03日