茨城県内全域に伝染性紅斑(りんご病)の流行警報が発令されました

更新日:2025年04月28日

現在、伝染性紅斑(りんご病)が流行しており、茨城県内全域を対象として、令和7年4月24日に「伝染性紅斑の流行警報」が発令されました。

伝染性紅斑に感染・発症しますと、約10~20日の潜伏期間の後、微熱やかぜの症状などがみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。中には長引いたり、一度消えた発しんが短期間のうちに再び出現したりすることがあります。成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。

なお、これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

感染を予防するワクチンや薬はありません。手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策が有効です。引き続き、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。

厚生労働省 伝染性紅斑

感染症対策へのご協力をお願いいたします
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