適正な体重を保ちましょう!

更新日:2023年01月06日

なぜ適正な体重を保つ必要があるの?

体重は健康と栄養状態の目安としてとても重要です。

太りすぎは、がん・循環器疾患・糖尿病などの生活習慣病の原因となりますが、一方でやせ過ぎも問題があります。若い女性では、骨量減少や低出生体重児出産のリスクがあり、高齢者では虚弱の原因となります。適正体重を維持するようにしましょう。

自分の適正な体重を知りましょう

適正体重はBMI(Body Mass Index:体格指数)という指標で知ることができます。もっとも病気にかかりにくいとされているのはBMI22の体重と言われていますが、年齢別に目標とするBMIの範囲があります。目標とする範囲内に体重を保つことが大切です。

現在の自分の「BMI」と「適正体重」を計算してみましょう。

【BMIの計算方法】

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 

【適正体重の計算方法】

適正体重=身長(m)×身長×(m)×22

 

例)身長157cm、体重55kgの人の場合

  • 現在のBMI=55÷1.57÷1.57=22.3
  • 適正体重=1.57×1.57×22=54.2(kg)

 

【目標とするBMIの範囲】 ※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より

年齢 目標とするBMI
18~49歳 18.5~24.9
50~69歳 20.0~24.9
70歳以上 21.5~24.9

<目標とするBMIの範囲内> 標準的です。

→ これからもこの範囲内に体重を保ちましょう。

<目標とするBMIの範囲より少ない> やせの傾向がみられます。

→ 18.5未満は低体重で、筋力・体力・免疫力が低下しやすい状態です。低栄養状態の改善が必要です。

<目標とするBMIの範囲より多い> 肥満の傾向がみられます。

→ 25.0以上は肥満で、血圧・血糖・脂質等の異常が起きやすい状態です。特に、健診でメタボリックシンドロームと判定された人は改善が必要です。

定期的に体重をはかりましょう

まずは、自分の体重を知ることが大切です。定期的に体重測定をしましょう。体重測定を習慣化することで、体重の変化と生活習慣の関係が見えてきます。

また、体重を記録することで健康への意識が高まり減量につながるとも言われています。記録用紙のほか、スマートフォン等のアプリを利用し記録することで体調管理することができます。

茨城県が開発したアプリもありますので、ぜひ活用してみましょう。詳細については、茨城県のホームページをご確認ください。

適正な体重を保つには?

○ 定期的に体重測定を行い記録しましょう。

○ 規則正しい・バランスの良い食生活を心がけましょう。

○ 適度な運動を行いましょう。

○ 睡眠や休養をしっかりとりましょう。

○ 休肝日をつくり、節度ある飲酒を心がけましょう。

 

減量を考えている方は、無理のない健康的なダイエットをおすすめします。下記のホームページも参考にしてみてください。

 

※やせすぎや太りすぎの人の中には、様々なストレスが原因となっていたり、体の病気が隠れていることもあります。もし気になる症状等がある時には、早めに医療機関等を受診しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 健康づくり課(成人保健係)
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6883
ファックス:0280-48-6876
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