胃がん検診受診時の注意事項

更新日:2022年04月01日

胃がん検診受診時の注意事項

・胃がん検診は、バリウムを使って胃の粘膜状態を写しだし、病変の有無を確認するもので、「胃がん」をはじめ「胃潰瘍」や「ポリープ」などの疾患を見つけることができます。なお、この胃がん検診で胃の粘膜に変化があらわれにくいがんや、病変が骨や十二指腸の影になる部分にある場合等、見つけることが困難な場合があります。

・この検査で「異常なし」と判定されても、病気を100%否定するものではありません。

・自覚症状がある人、バリウム検査で毎回「精密検査」の方は、医療機関への受診をお勧めします。

胃がん検診をお申込みされる方へ

胃がん検診を安全に実施するために、次の項目に該当する人は検診を受けることができません。

1 バリウム過敏症の人(過去にバリウムにより体調不良を起こしたことがある)
2 次の病気で過去に治療を受けたことがある人
  • 消化管の穿孔(穴が開いた)・腸閉塞・腸捻転・大腸憩室炎
  • 胃を全摘、大腸・小腸の手術をしている
  • 腹部の頻回手術
3 胃や十二指腸の病気で治療中の人
4 一年以内に手術した人

腹部、心臓病、呼吸器疾患、頭部、運動器(背骨、関節など)

5 重篤な病気または体調不良を起こす恐れがある人
  • 一年以内の発作(脳血管疾患、虚血性心疾患、不整脈)
  • 状態が不安定な糖尿病
  • 脳圧亢進でシャント中
  • 大動脈瘤
  • メニエール病(治療中または自覚症状あり)
6 透析中、心不全、慢性腎疾患で水分制限がある人
7 呼吸困難や肺炎をおこす恐れがある人
  • 過去にバリウムが気管に入ったことがある人
  • 嚥下障害がある人
  • 喘息発作がある人
  • 在宅酸素療法中の人
  • 普段からよくむせる人
8 撮影台から転落の恐れや撮影が困難な人
  • 自立歩行が困難または撮影台の手すりを握ることが難しい人
  • 検査のための体位変換(寝がえり)ができない人
  • 体重が130キログラム以上の人
9 妊娠中または妊娠していると思われる人
10 技師(検査スタッフ)の指示通りに動くことが困難な人

次の方は検診当日の体調などにより受診できません。

1 当日の朝食を摂られた人
2 当日まで3日間排便のない便秘の人

以前バリウムの排便に困難を伴った人

3 糖尿病で、検査前に経口血糖降下剤を服用またはインスリンを使用した人
4 検診会場で計測した血圧が高い人

最高血圧180以上または最低血圧110以上の人

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 健康づくり課(健康推進係)
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
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