カーボンニュートラルとは
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体として実質ゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
排出を全体として実質ゼロにするというのは、温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。


出典:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)HP
「カーボンニュートラルって何?」
そのため、カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。
なぜカーボンニュートラルを目指すのか
地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する現象を地球温暖化と言います。
地球温暖化が進行すると、異常気象による被害の増加、農作物や生態系への影響が予測されており、その主な原因は、人為的な温室効果ガス(二酸化炭素等)の排出量の増加であるとされています。
このままの状態で温暖化が続くと、2030年から2052年の間に1.5℃平均気温が上昇するとされており、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書では、人間の住むほとんどの地域での極端な高温の増加や種の喪失など、科学的知見に基づいた様々な可能性が挙げられています。
そのため、国民の1人1人がライフスタイルを変革させ、温室効果ガスの削減のため取り組み、カーボンニュートラルを目指す必要があります。
古河市におけるカーボンニュートラル
令和2年7月に2050年までにカーボンニュートラルを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明いたしました。
また、令和4年7月に、市民、事業者、市が一体となって取り組みを進めていく指針となる「第2次古河市環境基本計画」を策定しました。この計画をもとに、古河市内におけるカーボンニュートラルへの取り組みの推進に努めています。
古河市役所におけるカーボンニュートラル
古河市役所では、令和4年12月に、古河市役所における事務及び事業からの温室効果ガスの排出量を削減するための指針となる、「第2次古河市地球温暖化対策実行計画【事務事業編】」を策定しております。
この計画をもとに、古河市役所としてのカーボンニュートラルへの取り組みの推進に努めています。
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古河市 企画課
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更新日:2025年05月01日