古河歴史博物館 特別展「鎖国時代 海を渡った日本図」
この展示は終了しました。
マルコ・ポーロの『東方見聞録』で西洋の人々が日本への憧憬を抱き、波涛を越えて来航するようになると、ヨーロッパでもさまざまな日本図が発行されるようになります。鎖国時代に入ると、長崎出島のオランダ商館や、交易を求めて接近するロシア船等を経由して西洋に多数の日本図が運ばれていきました。
この特別展では、そうした日本図の西洋における受容の経緯を、ヨーロッパで刊行された日本図や海図、また鷹見泉石関係資料に伝来する日本図の展観により俯瞰します。最新の研究成果である長久保赤水(1717-1801)「改正日本輿地路程全図」の西洋における受容と変容を、ヨーロッパで刊行されたさまざまな日本図を通して、はじめて紹介する展覧会です。
なお、8月14日(水曜日)、15日(木曜日)には、毎年恒例のイベント「夢あんどんと夕涼み」(両日とも18時~21時)を開催します。合わせてご来館ください。
開催概要
会期
令和元年7月13日(土曜日)~9月1日(日曜日)
休館日
7月26日(金曜日)、8月5日(日曜日)、8月22日(木曜日)、8月23日(金曜日)
後援
日本地図学会
主な出品資料

「アジア航海図」 重要文化財 鷹見泉石関係資料 〈古河歴史博物館所蔵〉

「新訂万国全図」(日本部分拡大) 国宝 〈伊能忠敬記念館所蔵〉

「新刻日本輿地路程全図」 古河市指定文化財 〈古河歴史博物館所蔵〉

「新版大図日本海山湖陸図」 古河市指定文化財 〈古河歴史博物館所蔵〉
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古河市 古河歴史博物館
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更新日:2023年01月17日