河口家の人びと

展示概要
河口了閑(1644-1714)は、慶安2年(1649)長崎に来日したオランダ商館医カスパル・シャムベルゲル(Caspar Schaemberger,1623~1706)に外科医術を学んだ河口良庵(1629-1687)の養子。カスパル流医学を伝授されて河口家医学の継承を託され、延宝9年(1681)、オランダ流外科医術をもって古河藩土井家に召し出されました。
その後も河口家は、日本最初の頭部を含む人体解剖の成果を『解屍編』として出版した信任(1736-1811)をはじめ、特徴のある人物を輩出しています。
江戸時代を通じ医学をもって古河藩土井家に仕えた河口家を紹介する展覧会です。
開催期間
令和7年5月24日(土曜日)~6月29日(日曜日)
開催場所
古河歴史博物館 企画展示室1
展示資料

御殿医薬箱(茨城県指定文化財)
関連グッズ
『解屍編』マスキングテープ

古河藩医河口信任がまとめた解剖記録『解屍編』のマスキングテープ。
お手元で信任の成果が見られます。
価格 500円
サイズ 24mm×7m
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古河市 古河歴史博物館
所在地:〒306-0033 茨城県古河市中央町3丁目10番56号
電話番号:0280-22-5211
ファックス:0280-22-5215
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更新日:2025年05月29日