コミュニティ推進協議会 視察研修を実施しました

更新日:2026年01月20日

コミュニティ推進協議会 視察研修

研修報告

昨今、各地区コミュニティでは「役員の担い手不足」「若者の参加率の低下」などの課題が声に上がるようになっています。そんな中、円卓会議や地区自慢大会など、多くの地域住民を巻き込んだ地域づくりをしている「富岡市」に研修に行ってきました。

 

当日は、29名の各地区コミュニティの役員が参加し、大変有意義な場となりました。当日の研修を振り返ってみようと思います。

 

研修は、

1.古河市の紹介
2.富岡市の地域づくりについて1(富岡市地域づくり課)
3.富岡市の地域づくりについて2(一ノ宮地域づくり協議会)
4.質疑応答・意見交換

の流れで進みました。

1.古河市の紹介

古河市の魅力や、古河市のコミュニティ活動について説明させていただきました。本当はたくさん書きたいことがありますが、本研修のメインではないため、省略します...。

古河市の紹介のようす

古河市のコミュニティ活動を紹介しました

2.富岡市の地域づくりについて1(富岡市地域づくり課)

さて、本研修のメインはここからです!富岡市の地域づくり課の担当者様より、富岡市の地域づくりについて説明いただきました。富岡市の課題や、取り組みについて話を伺いました。

 

富岡市も「地域イベントが多く、課題解決型の事業が少ない」「担い手不足が課題になっているが、人材育成に取り組めていない」など、古河市と同じような課題を抱えていることが分かりました。

 

このような課題を解決するため富岡市では、「小規模多機能自治」を推進しています。小規模多機能自治とは、「各地区公民館を地域づくりの拠点とし、地域内のことを地域の人たちが自分たちで考え、課題解決策を決め、実行していくこと」です。

 

また、興味深い取り組みとして「円卓会議」や「地区自慢大会」を実施しています。
円卓会議は、地域づくり協議会が主体で実施しているもので、地域住民とファシリテーター(市職員)で課題の掘り起こしを行う会議です。広く地域の意見を吸い上げるために、地域住民から無作為抽出で選出したり、地元の高校に参加を呼びかけているようです。


地区自慢大会は、担当地区が自身の地域の取り組みや事業を発表し、他の地区がフィードバックを行う形式で実施しています。

3.富岡市の地域づくりについて2(一ノ宮地域づくり協議会)

続いて、一ノ宮地域づくりセンターのセンター長様より、一ノ宮地域づくり協議会の取り組みについてお話を伺いました。富岡市には11の地域づくり協議会があり、一ノ宮地域づくり協議会はそのうちの1つです。(古河市の地区のようなイメージです) この協議会は6つの部会から構成され、それぞれが地域を盛り上げる活動を行っています。

 

一ノ宮地域づくり協議会はの6つの部会

  1. スポーツ文化芸能部会
  2. 青少年健全育成部会
  3. 安全・安心部会
  4. 環境美化部会
  5. 高齢者支援対策部会
  6. 情報発信支援部会

 

どの部会も魅力的な活動をしていますが、今回はその中でも特に心に残った2つの取り組みをご紹介します。

 

<青少年健全育成部会の「自主勉強室」>

この部会では、夏休み期間中に一ノ宮地域づくりセンターで「自主勉強室」を開催しています。自由に勉強できる環境を用意するだけでなく、子どもたちがリラックスできるようにお菓子も準備しているようです。夏休み中の子どもたちが安心していられる居場所づくりに取り組む姿は、温かい思いが感じられました。

 

<情報発信支援部会の「一ノ宮地区オリジナルキャラクター活用事業」>

もう一つ紹介したいのは情報発信支援部会の活動です。この部会では公式HPやLINEを活用し、若者に向けた情報発信を積極的に行っています。「地域の情報を知らない」「もっとSNSを活用した発信が必要」という地域の声をきっかけに始まった取り組みだそうです。

 

さらに、この部会では「一ノ宮地区オリジナルキャラクター活用事業」というユニークな取り組みもされています。そのキャラクターの名前は「サンドーくん」です。かわいいですね♪ 公募で選ばれたキャラクターで、広報活動に積極的に活用されています。地域に愛着を持ってもらうために、まずはサンドーくんを好きになってもらおうと、様々な取り組みをしているそうです。

 

そのほかにも、地区の行事予定をまとめた「イベントカレンダー」や「かるた」の作成など、住民がもっと地域に親しみを感じられるような工夫が随所に施されています。イベントカレンダーには、地区の行事予定が書かれていて、スケジュール管理に役立ちそうです。

 

少し話はそれますが、一ノ宮地区には貫前神社という珍しい神社があるそうです。何が珍しいかというと、神社に行く階段があるのですが、その階段が下りなんだそうです。行きはのぼり、帰りは下りという神社が多いので、珍しいですね!

サンドーくん

かるた・イベントカレンダー

4.質疑応答・意見交換

最後に質問の時間をいただきました。「行政区と地域づくり協議会の関係」「地域づくり協議会への補助金について」などの質問が行われ、富岡市地域づくり課の職員様が1つ1つの質問に丁寧に答えてくださいました。

まとめ

参加した役員からは、「公式ホームページやLINEを活用しているところが参考になった」「子どもを含む若者を取り込んで地域づくりを行っていることが分かった」などの感想がありました。

 

本研修で学んだことを地域に持ち帰り、自分たちの地域をより良いものにしていきたいです。
今後も各地区ではさまざまなイベントを開催していく予定ですので、たくさんの方の参加をお待ちしております。

 

最後に、お忙しい時期にも関わらず、本視察研修を受け入れてくださった富岡市役所の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

各地区コミュニティの活動の様子はこちらから!

各地区コミュニティでは、夏祭りや防災訓練、見守り活動などそれぞれ特色のある活動を行っています。各地区コミュニティの活動の様子は以下のリンクからご覧ください!