地震が起きたら

更新日:2022年01月14日

1.地震の瞬間

※まずは自分の命を守りましょう!

  • 地震を感じたら低い姿勢をとり、頭を守りましょう。
  • 周りにクッションや本などがあればそれを頭から被るようにしましょう。
  • 天井や周囲を見て「物が落ちてこない・家具などが倒れてこない」場所に移動しましょう。(室内に丈夫な机があればその下に隠れましょう。)
  • トイレにいる時に揺れを感じたら、閉じ込められないようにドアを少し開けておきましょう。

2.揺れがおさまったら

  • 地震直後は割れたガラスなどが床に散乱しているおそれがあります。裸足では歩かないようにするとともに、軍手などをつけて行動しましょう。(底の厚いスリッパなどを使いましょう。)
  • 夜間の地震で停電によりあたりが真っ暗になっている場合は、懐中電灯やスマートフォンのライトなどで視界と安全を確保しながら行動しましょう。
  • 動けるようになったら、まず火の確認をしましょう。
  • 次にドアや窓を開けて避難ルートを確保しておきましょう。
  • 家族の安否を確認し、怪我をしているようであれば応急手当をしましょう。
  • 家屋の被害の状況を確認するとともに、周囲の家に火災などが発生していないか確認しましょう。

~やってはいけないこと~

  • 地震直後はガス漏れの危険があります。火は使わないようにしましょう。(ろうそくの使用も避けましょう)
  • 停電している場合、通電の際に火災のおそれがありますので、電灯、電気器具などのスイッチは入れないようにしましょう。(ブレーカーを落としておきましょう。)

3.外出先で地震にあったら

  • 屋外でタイル・ガラス窓がある建物や塀の近くにいる場合は、周囲の安全を確認しながらすぐに離れましょう。
  • 屋内で陳列棚や大きなガラスの近くにいた場合は周囲の安全を確認しながらすぐに離れましょう。
  • エレベーターに乗っている場合はすべての階のボタンを押し、止まった階で降りましょう。

4.車に乗っていたら

  • 大きな揺れを感じたら、ハザードを点けて徐々に速度を落としてから道路の左側に止まりましょう。
  • 車から離れる場合は、キーをつけたままにして車検証・貴重品を持って離れるようにしましょう。

5.情報を入手しましょう

  • 今後の行動を考えるためにも情報は重要です。テレビ、ラジオ、スマートフォンなどで積極的に情報を入手するようにしましょう。
  • SNS情報は有用なものも多くありますが、デマが流れる場合もあります。怪しいと思ったらむやみに反応せず、公共の情報で確認を取るようにしましょう。

6.避難について

地震の場合は必ず避難しなければならないという訳ではありません。自宅で安全が確保できるようであれば「在宅避難」という選択肢もあります。

(1)避難の判断

  • 近隣に火災やガス漏れなどの恐れがある場合は速やかに避難しましょう。この場合は一時的に付近の安全な場所(避難場所等)に避難し、火災などの危険が無くなることを確認しましょう。
  • その後、自宅の被害状況などに応じて在宅避難、避難所への避難などの判断が必要となります。

(2)在宅避難の場合

避難所での生活は環境の変化が大きいため体調を崩しやすくなります。耐震化されている住宅にお住まいの方はできるだけ在宅避難をおすすめします。

  • 余震は必ず来ます。家の中にまず安全なスペースを1か所確保し、そこを拠点として行動するようにしましょう。
  • 近所の方地域の自治組織の方などに対し「ここにいます」を発信しましょう。
  • 情報から孤立しないようにしましょう。特にご近所との繋がりは重要です。
  • 避難所を確認しておきましょう。支援物資や情報は避難所に集まります。
  • 少なくとも3日間は支援が来ないことを予期して当面の生活設計を立てましょう。(日頃からの備えが重要です。「地震に備える」をご参照ください。)

(3)避難所等への避難

  • 家を離れる時はブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めましょう。
  • 自分や家族の安否情報、避難先などの貼り紙をして、鍵をかけて避難しましょう。
  • 家族や知人にSNS、伝言ダイヤルなどで避難先を伝えておきましょう。
  • 避難所には食糧など必要な物を持っていくようにしましょう。(日頃からの備えが重要です。「地震に備える」をご参照下さい。)
  • 避難所に着いたら受付をします。自分達の所在・安否を明確にしておきましょう。
  • 避難所ではルールやマナーを守り、助け合いながら生活しましょう。
  • 避難所運営は避難者の「自治」が基本です。開設当初は市の職員が運営に関与しますが、つとめて早期に自治組織による運営に移行します。進んで運営に協力するようにしましょう。

(4)車内で避難生活を送る場合

最近の災害では避難所の中に入らず、付近で自家用車を停めてその中で避難生活を送る方がたくさんおられます。

  • 車内での避難であっても避難所の受付は行い、車内避難であることを申告しておきましょう。(支援物資の配分数把握のためにも必要です。)
  • 狭い車内での生活は、エコノミークラス症候群の危険性が高まります。水分を適切に採り、適度に身体を動かすようにつとめましょう。
この記事に関するお問い合わせ先

古河市 消防防災課 
所在地:〒306-0198 茨城県古河市仁連2065番地
電話番号:0280-76-1511(代表)
ファクス:0280-77-1511​​​​​​​
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