キレイな見た目に要注意!?

更新日:2025年07月24日

カツオノエボシ

今回はカツオノエボシさんのお話!

 

 

ゆら~

ユラ~

ってここ浜辺じゃん!!

 

あ、どうもカツオノエボシです。クラゲの仲間です。

普段はこの浮袋を使って水面にプカプカ浮かんでて、浮袋の上に三角形の出っ張りで風を受けて移動します。

 

「カツオノエボシが生き物の名前っぽくない」って?

 

フッフッフ(。-`ω-)

なぜ我々がカツオノエボシという名前になったか教えて進ぜよう!

 

我々カツオノエボシはクラゲの一種で、"カツオ"が獲れる時期に一緒に獲れることや、浜辺に現れることが多く、

昔の偉い人や神社の人がかぶっていた"烏帽子(えぼし)"に見た目が似ていることから、

『カツオノエボシ』という名前が付いたんだ(。-`ω-)

 

「そのままじゃんか」って......(;´・ω・)

そんな冷たいこと言うと攻撃するぞ!!!( ゜Д゜)

 

あぁそうだ!我々には毒がある!それも人間にはよ~く効く猛毒!!

50cmから100cmもあるこの触手に触れたらアウトだ!

触手にふれるとその刺激により、刺胞(しほう:毒針のこと)が発射され、超激痛!電気ショックを受けたような強い痛み!

さらに赤く腫れあがり、強い炎症を起こす!

そしてひどい場合、アナフィラキシーショックを起こして死んでしまうんだぞ!

さらにさらに、毒針がある触手は30mほど伸ばすこともできるんだ!

恐いだろ(。-`ω-)

 

これからの季節、人間たちは海水浴?というのをするらしいな...

海で我々に出会っても近づかないことだな( ゜Д゜)!!

 

ちなみに、浜辺に打ち上げられて死んだ我々にも触れないことだ!

生きてても死んでいても、我々の意思とは関係なく、触手が外部からの刺激を受けることによって(刺胞)は発射される!!

もちろん毒性も残っているからな!油断するな!!(; ・`д・´)

 

 

 

 

※クラゲは毒性を持つ種が多いため、浜辺や海水浴などで見かけたら、速やかに海から上がり、近づかないようにしてください。

刺された場合の応急処置、治療法は、その毒性によって違います。

即時医療機関を受診してください。

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