「鮒甘露煮」が文化庁100年フードに認定されました

「鮒甘露煮」が文化庁100年フード(伝統の100年フード部門~江戸時代から続く郷土の料理~)に認定されました。伝統の100年フード部門では、県内初の認定となります。

鮒甘露煮とは
関東平野のほぼ中央に位置する古河市は、利根川と渡良瀬川が交わり、渡良瀬遊水池に隣接する水郷として古来より交通の要衝であるとともに、周辺に散在する川沼の恵みにより、多種多様な川魚が生息していました。江戸時代には、日光街道の宿場町として栄えており、この地域で捕れた鮒を焼き魚としていたものが煮つけとなり、旅人をもてなしたのが「鮒甘露煮」の始まりと伝えられています。
古河市の鮒甘露煮は、一度素焼きにしてから煮詰める伝統的で特徴的なもので、骨までやわらかく、お子様からご年配の方まで余すところなく食べることができます。尾頭付きは縁起物とされ、正月にはおせち料理の一品としても地元で愛されてきました。古河鮒甘露煮組合による「鮒甘露煮」は、古河ブランドとして市の認定も受けています。
100年フードとは
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
これまでに250件の食文化が認定され、認定後は、各種メディアで認定団体の活動が数多く取り上げられたり、ロゴマーク入りの商品が販売されるなど、100年フードの取組は全国に広がりを見せています。
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古河市 商工観光課
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電話番号:0280-22-5111(代表)
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更新日:2024年12月20日