おたふくかぜの予防接種費用の一部助成を行っています

更新日:2024年04月01日

子育て世帯の経済的負担軽減と、疾病の重症化およびそのまん延を予防するため、おたふくかぜ予防接種費用の一部を助成します。

おたふくかぜとは?

(1)病気の説明

おたふくかぜはムンプスウイルスの飛沫感染後、増殖したウイルスは全身に広がり、各臓器に病変を起こします。潜伏期は2~3週間です。周りの人に感染させる可能性のある期間は、発病数日前から耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が始まった後5日を経過するまでと考えられています。年長児や成人が罹患すると、症状が著明で、合併症の頻度が高くなります。合併症でもっとも多いのは無菌性髄膜炎で、診断される頻度は1~10%です。

(2)ワクチンの概要

ムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンです。ワクチン接種後の抗体陽転率は90%以上と高く、ワクチンを受けていたにもかかわらず発症した人のほとんどは、軽くすんでいます。罹患すると保育所や学校を長期間休まなければならないこと、発病は3~6歳が多いことを考慮すると、接種は、麻しん風しん混合ワクチン第1期、水痘ワクチン1回目、ヒブワクチン追加、小児用肺炎球菌ワクチン追加等と同時期に、あるいは終了したらできるだけ早期に、少なくとも好発年齢である3歳より前に接種することが勧められます。

(3)接種回数・接種量・方法

1回(1歳と小学校入学前1年間の2回が望ましい)

1回に0.5mlを皮下接種

対象者

<おたふくかぜ>

1歳~2歳未満の人で、おたふくかぜの予防接種を接種していない人

助成額

<おたふくかぜ>

1回につき3,000円(1回分のみ)

接種の受け方

接種前に医療機関へ予約をしてください。

協力医療機関

協力医療機関以外で受ける場合

上記の協力医療機関以外で受ける場合は、下記のとおり償還払いとなります。

申請場所

健康づくり課(古河福祉の森会館)へ持参、または、郵送での申請も可。

※郵送の場合は下記の必要書類を健康づくり課まで送付してください。

申請に必要なもの

・医療機関が発行した領収書(接種ワクチン名及び接種対象者氏名が記載されたもの)

・予診票又は母子健康手帳(予防接種記録欄)の写し

・振込通帳(金融機関名、預金種別、口座番号、口座名等がわかるページ)の写し

・印鑑(※自署の場合は押印不要)

申請時期

おたふくかぜ予防接種の接種日から1年以内

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 健康づくり課 感染症対策係
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
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