「新しい認知症観」
認知症を自分ごととして考える時代へ
誰もが認知症になり得る
高齢化の進展等に伴い、認知症の人の数は増加しています。
2022年の推計では、65歳以上の3.6人に1人が認知症または認知症予備軍と言われています。
また、65歳未満で発症する認知症は「若年性認知症」と言われ、認知症は年齢に関わらず、誰もがなる可能性があります。
認知症に関する法律
認知症に関する法律があることをご存じですか?
令和6年1月、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。
これは、認知症になっても自分らしく、希望を持って暮らせる社会の実現を目指すための法律です。
また、同年12月には「認知症基本法」に基づいた「認知症施策推進基本計画」が策定され、
国民一人一人が「新しい認知症観」に立つこと、自分ごととして考えることが重要とされています。
「新しい認知症観」とは
「新しい認知症観」とは、認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方を言います。
皆が「新しい認知症観」を持ち、認知症に関する誤解や偏見を無くしていくことが、認知症の人が希望を持って暮らせる社会に繋がっていきます。

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古河市 高齢介護課
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更新日:2025年08月29日