三和資料館 刊行物 石に込められた祈りー古河・境・八千代地方の板碑ー

『石に込められた祈りー古河・境・八千代地方の板碑ー』

平成18年(2006)9月5日出版

A4判/20ページ/300円

 古河市三和資料館・境町歴史民俗資料館・八千代町歴史民俗資料館の三館共同企画展「石に込められた祈り～古河・境・八千代地方の板碑」の図録。石造りの供養塔である板碑は鎌倉時代から戦国時代という限られた時期に造立されました。古河・境・八千代地域は、埼玉県秩父地方の石材を用いてつくられた武蔵型板碑分布圏の東端に位置しており、小貝川以東に多く分布する常総系板碑の影響なども受け、二条線の有無や蓮座の形式など特徴的な板碑も多くつくられています。本書は古河・境・八千代地域で発見された板碑を紹介。

【目 次】

〇はじめに

〇凡 例

〇石に込められた祈り～板碑～

◎板碑   ◎板碑の主尊   ◎結衆板碑   ◎私年号板碑   ◎出土した板碑   ◎二条線の有無   ◎蟹形蓮座   ◎おわりに   （図版）二十一仏板碑拓本/題目曼荼羅・私年号(命禄)板碑拓本/板碑の基本形態/板碑種子

〇図版

〇協力者一覧