スポット展示 「従軍日誌・軍事郵便から見る日清・日露戦争」

更新日:2024年04月07日

スポット展示「従軍日誌・軍事郵便から見る日清・日露戦争」ポスター

ごあいさつ

 令和6年(2024)は、明治27年(1894)に始まった日清戦争から130年、明治37年(1904)に始まった日露戦争から120年という節目の年にあたります。

 明治維新後、徴兵令によって国民の兵役義務が定められ、基本的に一定の年齢層の男子国民には、兵役の義務が課せられました。さらに、明治政府による富国強兵政策のもと、維新直後から朝鮮半島や中国東北部(満州)の権益などをめぐって中国(清)やロシアと軋轢が生じ、やがてそれが日清・日露戦争へと発展していきました。

 古河市域でも、少なからぬ人々がこの両戦争に従軍し、不幸にして戦死したり、戦地で病死した人もいました。当館には、応召によって戦地(主に朝鮮半島や中国大陸・台湾)に赴き、そこで実際に体験あるいは見聞したことなどを書き留めた従軍日誌や、戦地から故郷の家族などに送った軍事郵便など、両戦争に関する資料が残されています。また、市内各地においても戦病死した兵士を慰霊する石碑や墓碑なども建立されています。

 こうしたことから節目の年にあたって、両戦争の記憶を現在に伝える資料を展示します。

       令和6年3月

古河市三和資料館

 

 

・会   期:令和6年(2024)3月30日(土曜日)~6月2日(日曜日)

 

・開館時間:午前10時~午後6時

 

・休 館 日:4月1日(月曜日)・8日(月曜日)・15日(月曜日)・22日(月曜日)・30日(火曜日)

               5月7日(火曜日)・13日(月曜日)・20日(月曜日)・27日(月曜日)・31日(金曜日)

 

・入 館 料:無   料

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古河市 三和資料館
所在地:〒306-0125 茨城県古河市仁連2042番地1
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