市長あいさつ

更新日:2024年04月12日

「華のある都市(まち)古河」の実現に向けて

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令和6年度は、第2次古河市総合計画の基本理念で掲げる市の未来像「華のある都市(まち)古河」の実現を目指して、今後4年間にわたる市政運営の指針となる第3期基本計画が新たにスタートする年度となります。社会課題の解決と持続可能な未来を創造するため、基本目標に応じた5つの重点施策について、限られた財源を有効に活用しながら、発展的かつ持続的な事業を展開していきます。


1つ目は、「地域の特性を活かした、仕事をつくる」です。
歴史ある文化や豊かな自然など、多様な顔を持つ古河市のポテンシャルを引き出すため、官民連携による新たな産業基盤の整備により、地域経済の好循環と新たな雇用の創出を目指します。


2つ目は、「移住と定住を促し、新しい人の流れをつくる」です。
100年先も豊かさあふれる持続可能なまちを目指し、定住に向けた新たな住宅支援策を始めます。愛着や誇りであるシビックプライドを向上させるブランド戦略により、「こがでくらすと」の言葉に続くまちの魅力をみんなで共有することで、まちをアップデートしていきます。

 

3つ目は、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」です。
今日の子育て環境において、子育て世帯は将来への不安など、さまざまな課題を抱えています。小中学校の学校給食費の無償化や、中学生の悩みや不安を可視化するツールを導入し、子どもたちが健やかに成長し、安心して学べる環境づくりを目指します。


4つ目は、「安心な暮らしを守り、魅力的な地域をつくる」です。
災害時の市民一人ひとりの防災意識を高めるため、効果的な施策を推進することにより、地域の防災力の向上につなげます。また、秋頃には古河駅東部土地区画整理事業地内に民間の商業施設が開業予定で、新たな賑わいが創出されますので、スピード感をもって周辺環境の整備を進めます。

 

5つ目は、「GX・DXの加速」です。
環境基本計画で掲げる「人と自然が共生し、豊かな環境・歴史を未来につなぐまち」を目指して、中小企業の脱炭素経営を支援し、産業全体のCO2削減につなげます。また、DXにつきましても、窓口のキャッシュレス化やchatGPTの活用など、デジタルでサービスの質の向上を実感できるよう、デジタルトランスフォーメーションを加速します。


いつの時代も未来を切り拓くのは人です。気候変動や少子高齢化などが深刻化する不確かな時代において、市民目線に立った政策に重点を置き、未来を切り拓く事業を全力で推し進めてまいります。

古河市長 針谷力 名前の直筆
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