海外への渡航時には感染症に注意してください

更新日:2024年04月26日

海外では、まだ国内で発生が確認されていない、または国内よりも高い頻度で発生している感染症があります。

海外渡航中に感染症にかかることがないように、注意すべき感染症に関する知識と感染対策について今一度確認してください。

麻しんについて

県内において海外渡航歴のある麻しん患者の発生が報告されています。

麻しんは感染力が強く、感染した人の90%以上が発症します。

有効な予防方法は、麻しんワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)接種による免疫の獲得です。特に今まで麻しんに感染したことがなく、予防接種を受けたことがない方は、お早目の接種をご検討ください。

出国の前に

渡航先において流行している感染症などの情報を入手するとともに、予防接種とその接種歴についても確認しましょう。

国や地域によっては予防接種を受けなければ入国できないところもあります。予めご確認ください。

ワクチンの種類によっては、免疫ができるまで数週間かかったり、数回接種しなければ効果が期待できないものもあります。また、ワクチンによっては近くの医療機関で用意がないものもあります。余裕をもって医療機関に相談しましょう。

海外滞在中

感染症予防の基本は 手洗い です。

外出後、トイレの後、食事前などに手洗いを十分に行いましょう。

感染症は、汚染された飲食物、昆虫・動物、性行為等から感染します。また、蚊やダニなどが媒介する感染症がありますので、できるだけ肌の露出を避け、虫に刺されないように注意してください。 

帰国後

帰国時に発熱や下痢など体調に不安がある場合は、空港や港にある検疫所にご相談ください。

また、感染症には潜伏期間があります。帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。中には重大な感染症で、本人だけなく周囲の人の生命を脅かす場合もありますので、体調の変化に注意して症状がある場合は事前に医療機関に連絡してから、速やかに受診しましょう。 

心配な方は保健所にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 健康づくり課 感染症対策係
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
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