地震に備える

更新日:2022年04月01日

1.まず寝室を安全な空間にしましょう

人は一日の約3分の1を寝室で過ごしています。寝室で地震にあったときのことを想定して、そこでの安全を確保しましょう。

  • タンスなどの家具が自分の上に倒れてこないように、また、割れたガラスなどが自分の上に落ちてこないように、部屋のレイアウトを工夫しましょう。(寝る位置・方向を変えるだけでも安全を確保できる場合があります。)
  • 寝室に置く物は、なるべく割れないものを選びましょう。

2.就寝中に地震が起きてもすぐに動けるよう準備をしておきましょう

  • ガラスの破片等で足や手を怪我しないよう厚手のスリッパや軍手などを近くに置いておきましょう。
  • メガネ、携帯・スマートフォンなどは枕元に置いておきましょう。
  • 真っ暗になることを想定して、懐中電灯などを近くのわかりやすいところに置いておきましょう・(スマートフォンなどのライト機能も有効です)
  • 普段から、ガラスのコップなどは寝室のテーブルの上に置いておかないようにしましょう。

3.家の中を安全にしておきましょう

  • 家具を固定する場合は確実な方法で行いましょう。突っ張り棒を使う場合でも、天井の強度を確認するとともに、棒の設置位置を適切にしましょう。(突っ張り棒は壁際への設置が基本です。)
  • 家具が、万一倒れた場合に通路を塞いだりドアが開かなくなってしまう位置に置いてありませんか?レイアウトを工夫して、出入り口の周りには大きな家具を置かないようにしましょう。
  • 子供部屋は物などが多く、危険が潜んでいる可能性があります。「落ちてこない・倒れてこない・出入口がふさがれない・割れるものを置かない」に注意しましょう。

4.必要なものを備えておきましょう

  • 水、食料の備蓄は最低3日分、できれば一週間分準備しておきましょう。
  • 長期保存が可能な非常用の水、食料はローリングストック法での管理をおすすめします。(一部を消費する→消費した分を買い足す→また一部を消費する・・・のサイクルを繰り返す)
  • また、普段の食料を少し多めの保管状況にキープしておき、日常生活の中で消費~買い足しのサイクルを行う「日常備蓄」という考え方も有効です。
  • 日常の生活用品も、停電、断水を前提として、必要な物を備えておきましょう。(「非常持ち出し品を用意しよう」を参照してください。)
  • 地震の時に一番困るのがトイレです。携帯トイレなど、家族の状況に応じて少し多めに準備しておきましょう。

5.避難所について知っておきましょう

「避難所」と「避難場所」の違いはわかりますか?

  • 避難所:災害により住宅を失った場合等において、一定期間避難生活をする場所としてあらかじめ市町村が指定した施設
  • 「避難場所」:切迫した災害の危険から命を守るために避難する場所として、あらかじめ市町村が指定した施設・場所
  • 避難所、避難場所までの経路は、道路が損壊した時の事を考えて複数確認しておきましょう。

6.コミュニケーションは「備え」です

  • 年に1回は家族防災会議を行って、地震の際の行動、安否確認の要領、集合場所などを話し合っておきましょう。その際に備蓄品の確認などを行うと効果的です。
  • 地震の際には近隣の方々の協力が不可欠です。日頃からコミュニケーションをとっておきましょう。一番の防災は「毎日のあいさつ」

一番の防災は「毎日のあいさつ」

7. 電気火災を防ぐために

地震による火災の過半数は電気が原因となっております。東日本大震災における本震による火災の内原因が特定されたものの過半数が電気関係の出火でした。(日本火災学会誌「2011年東日本大震災火災等調査報告書」参照)

そんな電気火災を防ぐために「感震ブレーカー」が有効とされています。

「感震ブレーカー」とは、地震発生時に設定以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自発的に止める器具です。詳細については下記の外部リンクをご参考にしてください。

感震ブレーカー設置についての外部リンク

8.地震対策を動画で学べます

古河市での地震対策のポイントをわかりやすくまとめた動画を作成しました。
クイズ形式で楽しく理解できる内容となっていますので、ぜひご覧ください!

9.地震防災マップ(揺れやすさマップ・地域の危険度マップ)

今後発生する可能性がある地震について市民の皆さまに関心と知識を持っていただき、日頃からの備えをしていただくことを考え、地震防災マップ(揺れやすさマップ・地域の危険度マップ)を作成しました。詳しくは下記リンク先(建築指導課ページ)をご覧ください。

10.宅地耐震化推進事業について

当市においては、「宅地耐震化推進事業」を推進するため、国土交通省が平成27年に改訂した「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドラインおよび同解説(以下「国のガイドラン」とします。)」に基づき、平成27年度および平成28年度で、市内全域から大規模盛土造成地を抽出し、それらの現状把握、変動予測(滑動崩落が生じるおそれがあるかどうかの確認)を行う「大規模盛土造成地の変動予測調査」を実施しました。
詳しくは下記リンク先(建築指導課ページ)をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 消防防災課 
所在地:〒306-0198 茨城県古河市仁連2065番地
電話番号:0280-76-1511(代表)
ファクス:0280-77-1511​​​​​​​
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