「古河屋台」~歴史と文化・伝統の象徴~

更新日:2024年09月24日

はなももプラザに展示している屋台は、雪の殿様で有名な、土井利位(どい・としつら)公が活躍していた、天保6年(1835年)、下野国(今の栃木県)で製作されたものを、明治30年に旧古河町二丁目の有志が購入し大改修したものです。雀神社の夏祭り時には、市内を巡行し様々な余興が奉納されていましたが、昭和40年代を最後に使用されなくなり、老朽化に伴い解体保存されておりました。その後、昭和46年に古河市に寄贈され、平成22年11月から平成23年12月にかけて伝統的な工法により修復が行われました。彫刻の修復では貝殻を原料とした顔料や岩絵の具を何度も塗り、金箔を貼るなど、極彩色(ごくさいしき)豊かに表現し、扁額(へんがく)は、正面に「古河」、後ろ側には「許我(こが)」の文字が刻されております。高さ5.5m・幅3.8m・奥行6.4m・重量3.5tの大きさを誇る「古河屋台」は、歴史と文化、伝統の象徴として今もあり続けています。

古河屋台 正面写真

古河屋台 正面写真

古河屋台 舞台

古河屋台 舞台、格子天井、欄間、刺繍の織物

13011

古河屋台 柱彫刻(昇り竜)

古河屋台 案内板

古河屋台 案内板

古河屋台 歴史画像1

古河屋台 大正のころの集合写真

古河屋台 集合写真

古河屋台 大正のころの集合写真

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はなももプラザ(地域交流センター)

所在地:306-0022 茨城県古河市横山町1丁目2番20号

電話:0280-21-1255 ファクス:0280-21-1258