【企画展】中村家三代の篆刻展

更新日:2021年12月07日

展示期間は終了しました

【企画展】中村家三代の篆刻展チラシ表画像

中村家三代の篆刻展 チラシ表

【企画展】中村家三代の篆刻展チラシ裏画像

中村家三代の篆刻展 チラシ裏

見どころ

中村家は三代に亘って篆刻を生業とした、いわゆる篆刻家を輩出した稀有な家系です。初代稲吉(初世・1856~1915)・二代秋作(二世・1892~1969)は蘭臺を雅号とし、三代目(1921~2005)は本名淳を名乗ります。

本年は三代・淳の生誕百年に当たることから、三代淳の作品を中心として、初世・二世の作品も併せて展観いたします。

 

奇しくも当地出身で当篆刻美術館の象徴でもある篆刻家・生井子華(1904~1989)は、初め篆刻の師として二世蘭臺の門を敲きます(結果的には二世から紹介された西川寧に師事)。また子華の愛弟子で当館設立の恩人のひとりである篆刻家・河野隆(1948~2017)は、横浜国立大学在籍中に三代淳から篆刻の実技指導を受け、篆刻家を志すひとつの契機となっています。こうした事象は、中村家と当館の浅からぬ縁を感じさせます。

中村家三代の篆刻の歴史は、明治・大正・昭和・平成の各時代を網羅し、まさしく近代篆刻史そのものと言っても過言ではありません。芸術家たる三人三様の篆刻作品はもとより、文人としての書画・木彫作品等も併せてご鑑賞ください。

会期

令和3年9月18日(土曜日)~11月23日(火曜日・祝日)

※令和3年10月1日から再開館いたします

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、開催期間が変更になる場合があります

休館日

月曜日(祝日の場合その翌日)、祝日の翌日、第4金曜日

※ただし9月21日、9月24日、11月22日は開館します

入館料

一般:200円(団体20名以上:150円)/小中高生:50円

篆刻美術館・古河歴史博物館・古河文学館の三館が観覧可能な三館共通券(600円)もございます。

目録

図録

中村家三代の篆刻展 図録表紙画像

駐車場のご案内

篆刻美術館の正面、道路を挟んだ向かい側の砂利の駐車場(奧は月極め駐車場ですので、駐車しないでください)をご利用ください。

満車の場合は、「中央町広場駐車場」(美容室裏)をご利用ください。

※企画展の初日、及び土日祝日は駐車場の混雑が予想されます。

篆刻美術館の駐車場地図
この記事に関するお問い合わせ先

古河市 篆刻美術館
所在地:〒306-0033 茨城県古河市中央町2丁目4番18号
電話番号:0280-22-5611
ファックス:0280-22-5915
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