市内で特定外来生物「セアカゴケグモ」が発見されました

更新日:2024年12月19日

市内で発見されたセアカゴケグモ(メス)の個体

↑市内で発見されたセアカゴケグモ(メス)の個体

令和6年12月17日(火曜日)、市内(諸川地内)においてセアカゴケグモ(メス)1個体が発見(駆除)されました。

セアカゴケグモは毒(メスのみ)を持っているクモです。咬まれると痛みや痒みを感じるほか、頭痛や筋肉痛などの全身症状が出ることもあります。ご注意ください。

セアカゴケグモの生態や特徴

・セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来種です。外来生物法で「特定外来生物」に指定されており、生きたままの移動などが禁止されています。
・成熟したメスは体調0.7~1cm程度で、全体が光沢のある黒色をしており、大きな球状の腹部に赤色の縦条(しま模様)があります。
・プランターの底や室外機の裏など、日当たりの良い暖かい場所の物陰や隙間に巣を作ります。
・暑い時期に活動的になり、6~10月ごろに繁殖します。
・セアカゴケグモに攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。

※詳しくは、以下のチラシを参照してください。

発見したときは

・セアカゴケグモを見つけても、絶対に素手で捕まえたり触ったりしないようにしてください。
・ピレスロイド系の家庭用殺虫剤で駆除できるほか、靴で踏みつぶす等、物理的に駆除するのも有効です。
・卵の入った袋の「卵のう(らんのう)」が一緒に見つかることがあります。卵のうには殺虫剤が効きにくいので、バーナーなどで焼却するか、ビニール袋等に入れて踏みつぶすことで駆除してください。
・周囲に潜んでいる場合もありますので、セアカゴケグモが見つかった場所で作業などをする際は軍手などを着用してください。
・処分後に市役所(環境課)にご連絡ください。可能であれば処分後の死骸か写真を提供いただけますと幸いです。

咬まれたときは

・セアカゴケグモに咬まれると、痛みや痒みを感じるほか、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が現れることもあります。
・セアカゴケグモに咬まれたときは、速やかに医療機関にご相談ください。
・受診の際に、できれば殺処分したクモを病院に持参してください。セアカゴケグモは特定外来生物に指定されているため生きたままの移動が禁じられています。
・病院の受診後、市役所(環境課)にご連絡いただけますと幸いです。

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 環境課 
所在地:〒306-0198 茨城県古河市仁連2065番地
電話番号:0280-76-1511(代表)
ファクス:0280-76-1663
環境課へのお問い合わせ