インフルエンザと新型コロナの同時流行に注意してください

更新日:2024年02月16日

インフルエンザと新型コロナが流行しています

インフルエンザや新型コロナ流行の目安となる、定点当たりの報告数がたいへん増えています。

令和6年第5週(1月29日~2月4日)の古河保健所管内の特定医療機関における1医療機関当たりのインフルエンザ報告数は27.1件、新型コロナ報告数は21.8でした。
インフルエンザは全国的にも2023年末頃がピークで年明けから減少傾向でしたが再度増加傾向となっています。
また、新型コロナも第10波と言われるほどに流行が拡大しています。

インフルエンザと新型コロナの感染状況

今までインフルエンザの中でもA型が流行していたのですが、現在はB型が流行しておりA型とB型の両方に罹るということも起きています。

更に流行が拡大しますと、医療機関がひっ迫し、薬も不足し、十分な治療が受けられない可能性も出てきます。

市民の皆さんには改めまして「マスクの着用」「手洗い」などの基本的な感染対策をお願いします。

重症化リスクの高い方(高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦)、小学生以下の子どもと保護者の方

重症化リスクの低い方

最新の流行情報をお知らせします

インフルエンザ・新型コロナの予防

主な感染経路は感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを口や鼻から直接吸い込むことによる飛沫感染です。また、感染者が触った手すりやドアノブなどの物を介した接触感染もあります。

  1. 流行が拡大する前のワクチン接種
    ワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されております。
    新型コロナワクチンは令和6年3月31日まで無料で接種を受けることができますが、予約は3月22日(金曜日)までとなります。まだ令和5年秋開始接種を受けていない人等はお早目の接種をご検討ください。詳しくは 新型コロナワクチン接種について をご覧ください。
    インフルエンザワクチンは1月31日までで助成期間を終了しましたが、全額自費での接種は可能です。ワクチンのご用意ができなくなる可能性がありますので、接種を希望される場合はお早めに医療機関へご相談ください。
  2. 外出後の手洗い等
    流水・石鹸による手洗いは手指など体についたウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
     
  3. 適度な湿度の保持【インフルエンザ】
    空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
     
  4. 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
    体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
     
  5. 人混みや繁華街への外出を控える
    インフルエンザや新型コロナが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
     
  6. 室内ではこまめに換気をする
    季節を問わず、十分な換気が重要です。一般家庭でも、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。常時換気設備や換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保しましょう。

新型コロナワクチン接種について(令和6年3月22日で受付終了、3月31日で無料接種終了)

インフルエンザ接種費用一部助成制度について(本年度の助成は終了しました)

インフルエンザや新型コロナに罹ったかも?

 

  1. 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
     
  2. 咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。
    主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
    たとえ感染者であっても、全く症状のない(不顕性感染)例や、感冒様症状のみで感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。したがって、周囲の人にうつさないよう、飛沫感染対策としては、
    ・ 普段から皆が咳エチケットを心がけ、咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
    ・ 咳やくしゃみが出ているときはできるだけ不織布製マスクをすること。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
    ・ 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
    などを守ることを心がけてください。
     
  3. 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
     
  4. 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
     
  5. 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

古河市 健康づくり課 感染症対策係
所在地:〒306-0044 茨城県古河市新久田271番地1
電話番号:0280-48-6882
ファックス:0280-48-6876
健康づくり課へのお問い合わせ